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来たるべき言葉のために / 中平卓馬

¥13,200 税込

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1970年に刊行された『来たるべき言葉のために』は、1960年代後半から70年代にかけて、従来の映像美学を覆すラディカルな作品によって日本の現代写真に大きな転換をもたらした写真家、中平卓馬の初の写真集として、写真史にその名を残している。けれども、刊行から40年を経て同書の入手は困難となり、掲載作品のごく一部が繰り返し紹介されるという残念な状況がこれまで続いてきた。これら一連の写真は、1973年のエッセイ「なぜ、植物図鑑か」において作家自らが批判し、乗り越えるべき対象とした作品群だが、作者がそれを否定した意味を再考するためにも当の作品が提示されることは充分に意義深いことである。本書は、中平卓馬の初期写真集をとらえなおし、いまなおアクチュアルな作品として再発見することを企図して再刊したもの。

初版、表紙ヨゴレ僅少・角スレ
刊行年：2010年　出版元：オシリス　状態：A-

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