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FEU 創刊号

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2023年新刊

【以下出版社より引用】
仏・米・露の翻訳文学や物故作家に纏わる創作、エッセイ、写真、ドローイングを収録し、評判を呼んだアンソロジー『イリュミナシオン』の姉妹誌が登場。基本的なコンセプトは同誌と共有しつつ、実験的な言語表現や独自の写真表現を探る場として立ち上げました。タイトルは火、明かり、そして砲火を意味する『FEU(フー)』と命名しました。
前回好評いただいたヴヴェヂェンスキィやアルトー「イヴリーの手帖」抄訳に加え、アルトーも評価したジャン=ピエール・デュプレーの詩や戯曲、ルー・リードに影響を与えたデルモア・シュワルツの詩、プラハ・アヴァンギャルドの作家パウル・レッピンの短編小説など、よりマイナーな海外文学作品も収録。

[翻訳作品]
ジャン=ピエール・デュプレー 
「僕はこの惑星にアレルギーがある」 訳=宮脇諒

パウル・レッピン 
「ユダヤ人街の幽霊」 訳=川本奈七星

デルモア・シュワルツ 
「剥き出しのベッドのなか、プラトンの洞窟の中で」「一晩中、一晩中」 訳=五井健太郎
「「必敗者」、あるいは夜にとどまり続けた作家」 五井健太郎

アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィ 
「挽歌」「残念ながら、僕は獣じゃない」「海の意味」「海の最期」 訳=東海晃久

ポール・ヴァレリー 
「CAHIERS,XXV,618-619(あるいは、わたしの回想)」 訳=栗原弓弦

アントナン・アルトー 
「アントナン・アルトー『イヴリーの手帖』との対峙」 訳=原智広
「スコラ学的解体とキリストの否定、 存在を忌み嫌うことについてのアルトーの韻律法」 原智広
[その他収録作品]

「啓蒙のパラドクスーー埴谷雄高『死霊』における人工妊娠中絶と革命」 石川義正

濱岡美咲
「フラッシュバルブ」吉田棒一
金村修
小松浩子
「久美のため息」中原昌也
「名医の落とし子」矢田真麻
「坂の詩学」三田洋

装画=kahjooe
装丁/本文デザイン=栗原弓弦

責任編集/発行人=原智広
編集=矢田真麻,山本桜子
版元=合同会社イーケーステイス

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